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  • 葛の花のダイエット効果と口コミ

葛の花のダイエット効果と口コミ

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葛の花のダイエット効果と口コミ

葛の花ダイエットの評価

  • 総合評価

    ダメ

    推奨

    3

  • 金額

    高い

    安い

    3

  • 手軽さ

    面倒

    手軽

    4

  • 期間

    長期

    短期

    2

  • 信頼性

    危険

    安全

    4

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管理栄養士

神田秀人

ざっくり言うと

  • 葛の花ダイエットは、葛の花イソフラボンが含まれるサプリ等を利用することで、食事や運動ダイエットをサポートするダイエット方法です。

  • 葛の花イソフラボンに限ったことではありませんが、サプリ等はたくさん摂れば効果がよりよくなるというものではないので、パッケージに表示された基準量を守って摂取しましょう。

  • 以前、葛の花イソフラボンについてニュースになったのは、葛の花イソフラボンに効果がないというわけではなく、誇大な広告が原因でした。

「葛(くず)」という植物をご存知でしょうか?
近年、この葛の「花」に含まれる成分がダイエットに効果があるということで、口コミを中心に話題になっています。

みなさんご存知の「葛もち」、「葛切り」などに使われているのは、この葛という植物の根っこから取れるでんぷんです。

ものによっては「食事制限をしなくてもOK!」、「運動をしなくても脂肪が減る!」という魅力的な広告もありました。
しかし、実際に体重減少効果はあるものなのでしょうか?

そして、サプリメントとしての安全性は大丈夫なのでしょうか?
今回は「葛の花ダイエット」について徹底解説します。

葛の花ダイエットとは

葛の花は「秋の七草」にも数えられるきれいな花で、漢方の世界では「葛花(かっか)」という生薬として利用されてきました。

今回の葛の花ダイエットは、そこから抽出した成分を配合したサプリメントなどを摂取することで、ダイエットをサポートするというものです。
気になるその成分とは、「葛の花イソフラボン」。

イソフラボンは、健康食品やダイエットなどに興味のある方の中には「大豆」とセットでよく知られている成分ですが、葛の花イソフラボンと大豆イソフラボンは、まったく別の成分です。

葛の花イソフラボンと大豆イソフラボン

葛の花イソフラボンと大豆イソフラボン

実はイソフラボンの仲間にも、いろいろな種類があります。

大豆イソフラボンは、女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをするということで知られており、更年期障害対策や骨粗しょう症対策の健康食品などがあります。
この大豆イソフラボンの成分は「ゲニステイン」や「ダイゼイン」というもの。

しかし、葛の花イソフラボンは「テクトリゲニン類」という、大豆とは別の成分なのです。
こちらには女性ホルモンのような働きはありませんが、ダイエットをサポートする効果が期待されているのです。

葛の花イソフラボンを配合した健康食品には、錠剤などのサプリメントのほか、ウコンや青汁に配合した飲み物や、スムージーなどもあります。
成分を摂るだけでダイエットに効果的であれば、とても魅力的な話ですね。

葛の花ダイエットの効果

葛の花ダイエットの効果

葛の花イソフラボンを配合した健康食品の中には「機能性表示食品」として認められているものがあります。
これは国が認める健康食品の基準のひとつで、食品会社などの事業者が科学的根拠を示すことで、消費者庁に「機能性」の表示を認められているものです。

「特定保健用食品(トクホ)」とは違い、国からの厳密な審査を受けたものではありませんが、一定の根拠が存在しているということですね。

葛の花イソフラボンの科学的根拠

葛の花ダイエットの科学的根拠

葛の花イソフラボンに関しても、複数の論文や実験結果が存在しています。

たとえば、BMIが25~30の健康な成人に対して、葛の花イソフラボン(テクトリゲニン類)を摂取したことで、腹部脂肪、体重、胴囲に及ぼす影響がどの程度あるかを調べた研究。
そのうちの4つの研究では、30人~100人の人を対象とし、4週~12週にわたり、葛の花イソフラボンを1日あたり22.0mg~42.0mgを摂取した結果、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させることが示唆されています。

この研究結果から、葛の花イソフラボンはBMIが高めの方のダイエットサポートが期待できる成分であることがわかりますね。

葛の花のおすすめサプリ

葛の花のおすすめサプリ

葛の花サプリの選び方

葛の花のサプリを選ぶ時には、大切なことが2点あります。
ひとつは、葛の花イソフラボンの配合量です。

たとえば「葛の花イソフラボンを配合しています」というのは、その成分が少しでも含まれていれば表示することが可能です。
しかし、先ほど紹介した研究では「1日あたり22.0mg~42.0mgを摂取した結果」、ダイエットへの効果が示唆されたと言われていますよね。
つまり、1日あたりそれだけの量が配合されていないと、効果がないかもしれないということです。

しかし、商品をひとつひとつ確認して、1日にどれくらいの葛の花イソフラボンが摂れるのかを計算して調べるのは大変です。
そこで、ひとつの基準になるのが「機能性表示食品」という表示。
「機能性表示食品」の場合、一定の科学的根拠があるということになりますから、信頼するための基準になります。

もうひとつは、自分が続けられるものを選ぶことです。
葛の花イソフラボンに限ったことではありませんが、健康食品やサプリメントがどんなによいものでも、続けることができなければ意味がありません。
青汁、ウコン、スムージーなど、食事や間食などに飲む方が続けやすいのか、錠剤などのサプリメントを忘れずに飲む方が続けやすいのかは、人によって異なります。

ちなみに私は、スムージーのために牛乳を用意して毎朝シェイクするのは、美味しくても続きませんでしたが、錠剤を水で飲むのは続けられています。

おすすめの葛の花サプリ

こちらは実験のデータが存在する機能性表示食品で、錠剤のサプリメントです。
ドリンクタイプは作ったり洗い物が増えたりするのが面倒……という方には、錠剤タイプがオススメですね。

ぜひ、ご自分の生活スタイルに合わせて、続けやすいものを選びましょう。

口コミ

「葛の花ダイエット」の口コミをご紹介します。

注意点

注意点

葛の花イソフラボンに限ったことではありませんが、サプリメントや健康食品は「たくさん摂れば、よりよい」というものではありません。
「葛花」自体は、お茶などで長い間利用されてきた生薬ですので、食品として摂取する量であれば安全なのですが、常識的な範囲を超えて摂取すると、悪影響を及ぼす可能性があります。

特に、サプリメントや健康食品は成分を濃縮して、手軽に摂れるように工夫されているため、その分、過剰摂取の危険もあります。
美味しく飲めるスムージーなどは、ついつい飲み過ぎてしまいそうですが、パッケージに表示された基準量を守って摂取しましょう

消費者庁の指摘に関するニュースについて

2017年の11月と2018年の1月に、葛の花イソフラボンの効果について誇大な広告をしていた企業が消費者庁から指摘を受けました。
これはニュースでも大きく取り上げられたので、記憶に残っている方もいらっしゃるかもしれません。

この指摘は、葛の花自体がダメというわけではなく、たとえば「食事制限も運動もいらない」などの、現実とは異なる広告が違反に当たるとされたためです。
葛の花イソフラボンの実験では、食事制限や運動を行わずに体脂肪や体重が落ちたというデータがあるわけではありません。
消費者庁の「健康食品Q&A」では「食事のコントロールも運動もせず、健康食品だけで安全に、楽に痩せることはありません」と一刀両断していますが、現実は厳しいものですね・・・。

「葛の花ダイエット」は、食事と運動のダイエットをサポートするものとして考えるのが良さそうです。

葛の花ダイエット効果を過信しすぎない

最後に

ダイエットをサポートするサプリメントや健康食品は、たくさんあります。
しかし、その広告の中には実際の効果に科学的根拠がない「マユツバ」なものが少なくありませんし、サプリメントや健康食品による健康被害も後を絶ちません。
その中で「葛の花ダイエット」は、葛の花イソフラボンには科学的根拠も存在し、ダイエットをサポートする効果が期待できるものです。

まずは正攻法の「食事と運動」のダイエットを実践したうえで、さらに効果を上げるために葛の花を併用するというのがよさそうですね。
普段の生活の中で、少しだけ野菜を意識してみると、食事のバランスがよくなりやすいですよ。

運動では、いきなり一式をそろえてジョギングを始めよう!ですとか、ジムに通おう!というのは、ハードルが高いものです。
まずは「ちょっと歩く」「ちょっと自転車に乗る」からスタートしてはいかがでしょうか?
電車をよく使う方で、駅の間が短い場合なら、定番の「ひと駅分歩く」というものがオススメです。
車をよく使う方であれば、「健康食品を買いに行く時は、自転車で行く」または「駐車場は遠くの場所を選んで、歩く」というのもいいですね。
運動が苦にならなくなった、または運動が楽しくなってきた頃にジョギングやジム通いを始めれば、きっとハードルも下がっていますし、続けられるはずです。

ただ葛の花を食べているだけでなく、「せっかく食べているのだから、無駄にしないようにがんばろう」というスタンスで続けることを意識しましょう。

参考文献
様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)
健康食品Q&A(B5版)(平成29年10月)

管理栄養士 神田秀人からのコメント

サプリメントや健康食品による健康被害の中には、その食品自体に問題があった例もありますが、自己判断で食べ過ぎたことによるものも多いです。ニュースになった消費者庁からの指摘については、葛の花イソフラボンに効果がないというわけではなく、誇大広告が問題だったということです。

葛の花に限らず、健康食品は「これさえ食べていれば何もしなくても大丈夫!」というものではありません。
普段の食事と運動が大切で、サプリメントや健康食品は「さらに効果を上げるためのプラスアルファ」であることを知っておきましょう。
運動の習慣がなく、BMIが25を超えている方は減量の必要がある場合が多いですが、栄養指導の経験上、共通して言えるのが野菜不足です。
野菜にはビタミンや食物繊維など、ダイエットに大切な栄養が含まれていますので、ぜひ意識して摂り入れたいものです。

管理栄養士。大学卒業後、病院と福祉施設で約8年勤務。厨房での調理業務、病気に合わせた献立作成、糖尿病や減塩に関する栄養指導などを行う。 その後、一般企業で約4年勤務し、現在はフリーランス。レシピやコラム作成業務、イベントスタッフなどで活動中。

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