
グリーンスムージーダイエットの評価
-
総合評価
ダメ
推奨
5
-
金額
高い
安い
3
-
手軽さ
面倒
手軽
4
-
期間
長期
短期
3
-
信頼性
危険
安全
3
ざっくり言うと
グリーンスムージーダイエットとは、毎日の朝食をグリーンスムージーに置き換えることでダイエット効果を得るもので、優香さんが成功したことでも有名です。
ダイエットを始めると栄養不足に陥りがちですが、グリーンスムージーには食物繊維が豊富に含まれており必要な栄養素を摂取することができます。
緑色の野菜の中でも糖質の多いものは避け、ほうれん草や小松菜など緑の色が濃い野菜中心に入れるよう心がけましょう。
芸能人やモデル、ハリウッドのセレブ層も行なっている「グリーンスムージーダイエット」の効果や方法をご紹介します。
有名な人だと、レディーガガやSHIHO、道端ジェシカ、優香も実践したダイエット方法で、優香さんに関しては当時7kgのダイエットに成功し話題となりました。
速効性のあるダイエットではありませんが、
「健康的に痩せることができた」
といった口コミや体験談も多く、ただ単に痩せるだけでなく、肌がきれいになったり便秘が解消されたりと美容にも良いことづくしの嬉しいダイエット方法です。
このダイエットを簡単に説明すると「朝食をグリーンスムージーに置き換えて飲む」というシンプルなものです。
そこで今回は、グリーンスムージーダイエットの方法や効果が期待される栄養素、作り方からレシピまでをご紹介していきます。
見出し
グリーンスムージーダイエットの方法
グリーンスムージーとは
まず初めにグリーンスムージーとは、ミキサーに生野菜と果物、水を入れて混ぜたシャーベット上の飲み物(ドロドロとした感じ)のことを指します。
似た飲み物に「野菜ジュース」がありますが、そちらはジューサーで果物と野菜を混ぜて作るので、食物繊維を取り除いたサラサラとした飲み物です。
豊富に含まれる食物繊維の量
グリーンスムージーを作る際、ジュースと違うポイントとして「生の緑の葉野菜」を使うことが挙げられます。
野菜ジュースであれば、人参やトマトなどの野菜を使用し口当たりをよくするために食物繊維を取り除きます。
グリーンスムージーの場合は、生の緑の葉野菜を多く使用するので、食物繊維が豊富に含まれ野菜そのままの栄養素を摂取することが可能となります。
スムージーに食物繊維が多く含まれていることにより、野菜ジュースより満腹感を得やすく、よりダイエット効果が期待できる飲み物なのです。
また、グリーンスムージーの特徴として
・塩を加えないこと
・熱処理を加えないこと
があり、ビタミンにミネラルに加え、食物繊維に酵素など、体に良いとされる栄養素をたっぷりと摂ることができる飲み物なのです。
グリーンスムージダイエットとは?
グリーンスムージーダイエットとは一体どんなダイエット方法なのでしょうか。
簡単に言ってしまうと、グリーンスムージーを毎朝飲んで健康的に痩せようというダイエット方法です。
毎日の朝食をグリーンスムージーに置き換えることで、ダイエット効果を得ることができます。
グリーンスムージーは他の置き換えダイエットとは違って、体に必要不可欠な栄養素を偏ることなく摂取することができます。
栄養を摂取できるだけではなく、体の代謝が良くなったり、便秘を解消したりなど「美容効果」を得ながら、無理なく痩せることができるダイエット方法として今女性に大人気のダイエット方法なのです。
グリーンスムージーダイエットの方法
それではグリーンスムージーダイエットの基本的な方法をみていきましょう。
やり方はとてもシンプルで、今まで食べていた朝食をグリーンスムージーに置き換えて飲むようにするだけです。
また毎日飲むことが重要なので、本気でグリーンスムージーダイエットで痩せたい場合は、毎日飲むように心がけましょう。
飲む量
グリーンスムージーの飲む量ですが、1日にコップ1杯から1リットルくらいが良いとされています。
コップ1杯なら朝だけでもOKですが、1リットルにチャレンジする人は、食事(昼や夜ごはん)前に間隔を30分くらい空けて複数回に分けて飲むようにしましょう。
グリーンスムージーダイエットで使用するグリーンスムージーは、自分の好きな野菜に加え、フルーツをプラスして水と一緒にミキサーにかけるというシンプルで簡単な方法で作ることができます。
自分好みの味を見つけられるというワクワク感もあるので、ダイエットを楽しみながら行うことができる点も人気のポイントです。
基本的には野菜や果物にプラスするものは水なのですが、朝食の置き換えとして取り入れる場合はたんぱく質を含むヨーグルトや牛乳、豆乳にすると炭水化物(果物)、ビタミン・ミネラル(野菜・果物)、たんぱく質(乳製品又は豆乳)の栄養素を揃えることができます(レシピは後述)。
なぜグリーンスムージーはダイエットに効果的なのか?
本当に必要な栄養素を摂ることができる
ダイエットを始めると、どうしても栄養不足、野菜不足に陥りがちになります。
場合によってはせっかくダイエットのためにと行っていることも、体内の栄養不足から十分なダイエット効果を得ることができないという事態に陥ってしまうことも少なくありません。
また、厚生労働省の定めている、1日の野菜の摂取目標量は350g以上、フルーツは 100~200g(約80kcal)で、普通の食事をしただけではなかなか摂取することは難しい量とされています。
その点、グリーンスムージーには、体に本当に必要とされる栄養素がたっぷりと含まれています。
先ほども述べた通りグリーンスムージーには、食物繊維がとても豊富に含まれており、この食物繊維は腸内環境を整える効果があるためダイエットに大敵な便秘などを解消したり、デドックス効果を得ることができるので美容効果も抜群なのです。
厚生労働省 e-ヘルスネット 野菜、食べてますか?
厚生労働省 e-ヘルスネット 果物
体の代謝を高める
熱を加えずに作るグリーンスムージーは、野菜に含まれるビタミンやミネラル、酵素をそのまま摂取することができるので、消化や代謝を高めることにつながります。
代謝が上がると、基本的な生活を送る上での消費カロリーが上がり、痩せやすい理想の体に近づくことができます。運動をして筋肉をつけて代謝を上げるという方法もありますが、なかなかハードであるために続かない人も多いです。
今回ご紹介しているグリーンスムージーダイエットの方法であれば、ただ朝食の代わりにグリーンスムージーを飲むだけで基本的な代謝を上げることができるのでおすすめです。
満腹感が高くストレスを感じない
グリーンスムージーは、必要な栄養素がたっぷり入っていますので、思った以上に満腹感を得ることができます。また、朝食を置き換える場合はヨーグルトや牛乳、豆乳で作ることにより円滑な代謝の維持に必要なたんぱく質も補うことができ栄養バランスが整います。
そのため、ダイエットにありがちな空腹感によるストレスを感じることがほとんどないことからダイエットに成功しやすいと言われています。
なぜ、グリーンスムージーでそれほどまでの満腹感を感じることができるのかというと、水野菜や果物に含まれる食物繊維が分を含むことによって膨張し、それにより満腹感を感じやすくなるためです。
苦痛なくダイエットを継続させる
どんなに効果があると言われているダイエット方法でも美味しくなかったり、苦痛が伴うような方法では継続して続けることは難しくなります。
ダイエットは、いかに苦痛なく継続させることができるかということが実は何よりも大切なこと。グリーンスムージーダイエットは、スムージー自体が美味しいことと、満腹感が程良くストレスを感じることなく継続することができること。この2点により継続しやすいダイエット方法なのです。
また、グリーンスムージーダイエットは、続ければ続けるほど美容効果を実感しやすく(肌のつやなど)、もっとキレイになりたいという気持ちにさせてくれるのもダイエットを成功に導く秘訣かもしれません。
グリーンスムージーダイエットのレシピ
初心者にオススメのグリーンスムージーレシピ
・水1カップ(約300~400ml)
・小松菜(1/2束)
・りんご(1/2コ)
・バナナ(1本)
基本的には、葉ものの野菜をメインに果物を少しという割合がより高くダイエット効果を得ることができると言われています。
これらの材料をミキサーにいれて、飲みやすくなるまで回転させるだけで完成です。
グリーンスムージーを初めて飲むという初心者さんの場合、グリーンスムージーを美味しいと感じることと、少しでも長く継続して行うことができるように最初のうちは果物が多めのグリーンスムージーが最適です。
グリーンスムージーに慣れてきたら果物を少なめにして徐々に葉ものの野菜を増やしていくようにすると良いです。
優香さんが実践したグリーンスムージーのレシピ
多くの芸能人や女優、海外ではハリウッドスターなどが実践中のグリーンスムージーダイエットは、それぞれ好きな野菜と果物の割合というものがあるようです。
グリーンスムージーダイエットを実践して7kgのダイエットに成功した優香さんのグリーンスムージーのレシピをご紹介します。
・水1カップ(約300~400ml)
・ほうれん草(1/4~1/2束)
・バナナ(1本)
・みかん(3個)
・キウイ(1個)
優香さんは、果物が多めのグリーンスムージーを実践していました。
ダイエット効果はもちろんですが、デトックス効果の高いグリーンスムージーを意識してこのようなレシピにしているとのことです。
夏に最適なトマトとスイカのグリーンスムージー
グリーンスムージーは、季節によっても野菜や果物に変化を加えていくようにすると季節を感じることができるだけでなく、その季節の旬の栄養価の高いものを自然と摂ることができるのでオススメです。
トマトとスイカの2点を使ったグリーンスムージーをご紹介します。
・すいか(200g)
・トマト(100g)
・牛乳(200cc)
・ヨーグルト:プレーン(大さじ3杯)
・はちみつ(大さじ1杯)
トマトとスイカの割合は、お好みに合わせていただいてOKです。スイカにはカリウムが豊富なのでむくみを解消させることができると言われています。
また、トマトにはリコピンという脂肪燃焼効果と併せて抗酸化作用を発揮する栄養素が含まれている為、夏だからこそのグリーンスムージーで夏の不快な症状の緩和も期待することができます。
バナナを使ったグリーンスムージのレシピ
・小松菜(1株〜2株)
・バナナ(1本)
・豆乳または牛乳または水(200cc)
こちらはバナナをつかったグリーンスムージーです。
上記の材料を合わせてミキサーをかけます。青梗菜やパセリなど入れても美味しくなりますよ。
興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。
グリーンスムージーダイエットの口コミ
独自で集計した結果、非常に満足・ダイエット効果があったという口コミが多数ありました。詳細については下記記事をご参考ください。「グリーンスムージーダイエットの口コミ(痩せる・痩せない)」
また、その他ネット上にあがっているグリーンスムージーダイエットの口コミや体験談をご紹介します。
ライザップって、2ヶ月で10キロ痩せるとかすごいなー。このあと維持するのが大変そう。
私はグリーンスムージーで、約1年で10キロ痩せたけど、これでも維持するのにはいろいろ気をつけている。
今朝みたいに寒いと、スムージーも寒い〜(´Д` )— maichoco (@maichoco9) 2016年10月11日
今日はお休みなのでプチ断食を。本日3本目のグリーンスムージーは小松菜+オレンジ3/8+バナナ1/4+豆乳。久しぶりに会った能瀬さんや阿川さんにも「痩せたね!」と言ってもらえました♡お肌もツヤツヤで健康的なナラシーです( ˘ω˘ ) pic.twitter.com/sftNoAmoGX
— セラピスト奈良@メモリーオイル (@memoryoil_nara) 2016年8月4日
ストイックな時期は朝→グリーンスムージー、昼→すきなもの、夜→脂肪燃焼スープ、飲み物は白湯、毎日カーヴィーダンス やってた。半年くらいで13kg痩せた。
— あぴデブ (@apimochipuni) 2016年7月13日
グリーンスムージー始めて2キロ痩せた。あと3キロくらい落としたい。
— Madam Leonidas (@MadamLeonidas) 2016年7月6日
確実につづければ、効果が出るということが分かるダイエット方法。
レシピを工夫したり、スムージーのパウダーを購入したりして、生活の一部として取り入れダイエットを継続できるようにしましょう。
失敗する理由
グリーンスムージーを過信しすぎる
グリーンスムージーさえ飲めば痩せると、思い込んで頼りすぎる人はNGです。
グリーンスムージーダイエットには即効性はありませんが、長く続けることで健康的に痩せることができるダイエット方法。
女性にとっては嬉しいダイエット方法のひとつとして人気がありますが、失敗してしまう人もチラホラいるようです。
グリーンスムージ-ダイエットで失敗してしまう理由は、グリーンスムージーさえ飲んでいれば痩せることができると、あまりにもグリーンスムージーに頼りすぎてしまうことが原因。
少しでも効果を得たいとグリーンスムージーばかり飲んで、とらなくてはいけない食事を疎かにしてしまうと、残念ながらグリーンスムージーダイエットは失敗してしまうことが多いのです。
健康な体の持ち主は効果が出にくい
グリーンスムージーの効果は、もともと健康を意識して食生活や運動をバランスよく取り入れている人には効果がでにくいものです。
グリーンスムージーダイエットは、何かしらの不摂生や不規則な生活をグリーンスムージーを摂ることで必要な栄養素を補うことから健康になっていったり、ダイエット効果を感じることができるものなので、もともと健康で必要な栄養素をしっかりととっている人には、それほど効果を感じることはありません。
これはグリーンスムージーダイエットに失敗してしまったというものではなく、もともと健康なので、グリーンスムージーによって改善すべき点が少ないことがダイエットへと繋がらないというものなのです。
入れない方がいい野菜を入れてしまう
豆類や、でんぷん質の野菜は入れないようにしましょう。
例えば、
・豆
・オクラ
・サヤエンドウ
・ブロッコリーの茎
・ズッキーニ
・カリフラワー
・キャベツ
・ナス
・カボチャ
・トウモロコシ
などの野菜は糖質が多く、知らず知らずのうちに糖質やカロリーを増やしてしまう可能性がある為要注意です。
緑色の野菜でもほうれん草や小松菜など、できるだけ緑の色が濃い葉野菜を中心にいれるように心がけましょう!
グリーンスムージーダイエットで失敗しないために
せっかくグリーンスムージーダイエットを行うのですから、失敗することなく成功へと進んでいきたいものですよね。
グリーンスムージーダイエットで失敗しないためには、必要以上にグリーンスムージーに頼りすぎないこと、早く結果を求めないことが大切です。継続してグリーンスムージーを飲むことによって、身体の中ではデドックス効果を発揮したり、便秘がちな人は便秘が解消されるなど健康面での効果を少しずつ感じるようになっていくと思います。
この効果を感じるようになってくると、体重も少しずつ落ちていきその結果ダイエット効果を得たと思えるのが、グリーンスムージーダイエットなのです。
グリーンスムージーで健康的に痩せよう!
グリーンスムージーダイエットの効果、レシピなどについて紹介してきました。
グリーンスムージーは、体に良い美容効果を与えてくれるということ、グリーンスムージーにばかり頼ってしまうとダイエットとしては失敗に終わってしまうことが分かりました。
健康と美容、そしてダイエット効果を得るためにゆっくり毎日継続していくことがグリーンスムージーダイエットには必要です。
管理栄養士 南野智美からのコメント
私たち人間の体には約3000種類もの酵素が存在し、消化吸収や代謝といった生命活動に深く関わっています。酵素は加齢と共に減少していきますので体外から酵素を摂取できる「野菜」や「果物」を充分補うことがダイエットにも美容にも健康にも有効となります。
1点注意したいことが、冷たい水分で作ったスムージーは体を冷やして代謝を下げてしまう要因にもなり得ますので、少し常温に戻した水分で作ったり、食事の中では温かいものを食べる等、体を冷やさない工夫も取り入れると良いでしょう。
手軽に摂れて、お気に入りの組み合わせや配合を楽しみながら取り入れることができるグリーンスムージーは、美しく健康的なダイエット法と言えますね。