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漢方ダイエットとは?効果と注意点

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漢方ダイエットとは?効果と注意点

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管理栄養士

小野絵里香

ざっくり言うと

  • 漢方ダイエットとは、特別な食事制限もなく「日常生活に漢方を取り入れる」簡単な方法です。

  • 漢方は、足りないものは補い、多過ぎるものはとり除くというように、体が本来もつバランスを整えてくれます。

  • 漢方ダイエットは、自分の体をよく知ること、どこを改善すれば体内から痩せやすい体になるかを考えて漢方を選ぶと効果的です。

漢方と言えば、体調がすぐれないときなど医薬品を飲むほどじゃないけど体質を変えたいときに飲むものだと思う方が多いと思います。

しかし、漢方は私たちの体内環境を改善し、痩せやすい体へと変えてくれる効果があるのをご存知でしょうか?

今や、漢方は病院で処方されるものだけでなく、市販のものもあればインターネットからでも気軽に購入することができます。

今回は、漢方のダイエット効果や副作用、おすすめの購入方法もご紹介します。

漢方ダイエットとは

漢方ダイエットは、特別な食事制限もなく「日常生活に漢方を取り入れる」簡単な方法です。
そもそも、漢方とは一体どのようなものをいうのでしょうか?

漢方について

漢方薬の原料は、草・木・動物など自然にあるもので、植物などに備わった力をひとつずつ確かめて組み合わせてできていったものが、漢方になります。

漢方による治療は、原則として足りないものは補い、多過ぎるものはとり除くというように、体が本来もつバランスを整えていきます。

そして、体の本来もつ働きを高めるように作用し、体自身の力で正常な状態をつくりだそうとするものなので、漢方を飲んでいる間は効果を発揮してくれるというわけです。

漢方がダイエットにおすすめの理由

漢方には多くの種類があり、自分自身に合った漢方を飲むことで体質改善をしていきますが、即効性があるものではないことを理解した上で、続けていくことが大切になってきます。

漢方を飲むことによって体質改善をしていくことで、痩せやすい体へと変わっていきダイエット効果が得られると考えましょう。

しかし、漢方を飲んで痩せやすい体になったからといって、いくら食べても大丈夫というわけではありません。

「生活習慣をしっかりと整え、睡眠をしっかりとる、食生活もバランスのよい食事を1日3食必ずとる」などした上で、漢方を上手に取り入れるようにすることが、よりダイエット効果を得られる大事なポイントです。

漢方ダイエットの効果

漢方において、「気(き)・血(けつ)・水(すい)」が私たちの身体を構成していると考えられており、この3つのバランスが整っていることが体が健康であるということになります。

漢方は、その方にとって本来のちょうどいいとされる状態に戻していく役割があり、痩せやすい体へと導いてくれるため、ダイエットに効果をもたらすということです。

まずは、漢方における「気・血・水」についてみていきましょう。

「気」が欠けている場合

「気」とは、目には見えないものですが人間の体を支えるすべての原動力のようなものといわれています。

「気」が欠けていると自律神経が乱れ、疲れやすい状態になりストレスが溜まりやすくなってしまうため、ストレス太りを引き起こしてしまいます。

ストレス太りを解決してくれるのが、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)や半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)という漢方です。

柴胡加竜骨牡蛎湯

柴胡加竜骨牡蛎湯という漢方は、イライラするなどの精神的ストレスを軽減させてくれたり、便秘解消に効果があるのでストレス太りの方に向いています。

半夏厚朴湯

半夏厚朴湯という漢方は、気分がふさいでしまってのどがつかえる感じがしたり、体を動かす機会が少なく、ストレスを溜めがちな方に向いています。

半夏厚朴湯で「気」の巡りをよくすることで、疲労やストレスを改善することで、不快な症状を改善してくれます。

精神的ストレスは、暴飲暴食などの要因になりダイエットしているうえでは避けたいところなので、半夏厚朴湯のような漢方を上手に使うことで、よりダイエットしやすくなりますね。

「血」が欠けている場合

「血」とは、全身の組織や器官に栄養を与えるものといわれています。

「血」が欠けていると全身の代謝が悪くなり、食べたものが体に脂肪としてつきやすくなってしまったり、老廃物を溜め込んでしまうことで、肌荒れを引き起こしてしまいます。

代謝を改善し、老廃物や脂肪を溜め込むのを防いでくれるのが防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)や大柴胡湯(だいさいことう)という漢方です。

防風通聖散

防風通聖散という漢方は、高血圧や便秘気味で腹部の皮下脂肪が多い肥満症の方に向いています。

腹部についた内臓脂肪へ働きかけたり、便秘解消や体内の余分な水分を取り除いたり、代謝改善や体内の毒素を排出する効果があります。

また、湿疹や皮膚炎にも効果があるので、美肌へと導いてくれます。

大柴胡湯

大柴胡湯という漢方は、食欲が旺盛で体格がよく、便秘や高血圧の方に向いています。

食べたものをエネルギーに変える「代謝」の働きを助け、脂質の吸収を抑えて排出することで、脂肪を落としてくれる漢方です。

代謝が悪いと、いくらダイエットをしようとしても効率が悪く痩せにくくなってしまいます。

また、内臓脂肪はなかなか食事制限だけでは減らしにくいので、更年期などで皮下脂肪に悩んでいる方にもおすすめです。

「水」が欠けている場合

「水」とは、飲食物の中の水分を消化吸収により人の体に必要な形にして、体をうるおしてくれるものといわれています。

「水」が欠けていると体内に水分をため込んでしまうため、いわゆる水太りのように太って見え、むくみを引き起こします。

このむくみを解決してくれるのが、防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)や九味檳榔湯(くみびんろうとう)や五積散(ごしゃくさん)という漢方です。

防己黄耆湯

防己黄耆湯という漢方は、夕方になると靴がきつくなるようなむくみが気になる方や、そこまで動いてなくても汗をかくという方に向いています。

体内の余分な水を取り除き、体をひきしめて水太りやむくみを改善し全身の機能を高めてくれる効果があります。

九味檳榔湯

九味檳榔湯という漢方は、手足が冷えやすくむくみや倦怠感を感じやすい方に向いています。

全身の水分代謝を高める効果があるので、便通や排尿の働きが弱く毒素をため込みやすく、水太りしてしまう方には効果的です。

五積散

五積散という漢方は、冷え性や疲れやすい方や胃腸の弱い方に向いています。
体内の余分な水分を排出してくれたり、血行を促進し体をあたためてくれる効果もあります。

ダイエットをしていても、むくみや水太りしやすいと太って見えてしまうのは勿体無いですね。
漢方を上手に取り入れてむくみを改善し、よりダイエット効果を得られるといいですね。

漢方ダイエットは病院が良い?市販でできる?

漢方を手に入れる方法はたくさんあり、今はインターネットでも購入できるようになりました。

また、病院で処方してくれるものから市販されているものでも多くの漢方薬が販売されていますので、自分自身に合った方法を選んで選択するといいと思います。

病院で処方してもらう場合、きちんと症状を聞き取り自分自身にあった漢方をだしてもらえますが、病院に行く時間や費用もその分かかりますし、長期間の薬は処方してくれないのでこまめに行くことが必要となってきます。

その反面、薬局では薬剤師さんがいるので、相談しながら市販薬を購入する方が手軽に始められるきっかけにもなりますね。

いくつか試してみてご自身に合った漢方がわかったら、インターネットで購入するという方法が、楽で安く手に入れられるかもしれません。

漢方でよりダイエット効果を得るためのポイント

ダイエットに効果的な漢方を選択するとき、どのようなポイントに注意すればいいのでしょうか?

生薬の量

生薬とは、自然界にある植物などのなかで薬効を持っているとして長い間利用されてきたものをいいます。

漢方は、何種類もの生薬が配合されてできており、配合されている生薬がどのような働きをするか、ダイエットに効果的なものかを選ぶことで、より高いダイエット効果を得ることができます。

体質に合っているかどうか

漢方には、満量処方・1/2処方・3/4処方とありますが、この違いは配合されている生薬の量になります。

より高いダイエット効果を得るためには、自分にはどの処方があっているかよく相談して取り入れられるといいですね。

市販の漢方のここをチェック

市販の漢方薬は、よく目にする顆粒のものと、錠剤のものがあります。

漢方は、毎日続けて飲むことで効果があらわれるものなので、自分が飲みやすい方を選択した方が無理なく続けられると思います。

また、同じ種類の漢方薬でも顆粒か錠剤か、メーカーによって生薬の配合量が異なるので購入する際は注意するようにしましょう。

漢方ダイエットの副作用

漢方は、ほとんど副作用がないですが、全くないわけではないようです。
どのようなときに、副作用が起こりやすいのか確認してみましょう。

漢方の原材料にアレルギーがある場合

漢方の原材料である生薬にアレルギーがある場合、副作用がでることがあるため、初めて飲む漢方に関しては、体になにか症状がでないか注意しながら続けるようにしましょう。

用法や用量を守らない場合

どんなものでもそうですが、いくらダイエットに効果的といわれたからといって食べ過ぎ、飲み過ぎでより痩せる効果がでるとはいえません。

漢方も同じで、1日に飲んでいい量や、1回の用量を守らないと副作用がでてしまうので、気を付けましょう。

特に、漢方薬は即効性があるものではないので、効果を感じられるまでに時間がかかりますが、飲み続けることが大切です。

最後に

漢方によるダイエットは、他の人にダイエット効果があったからといって、必ずしも自分自身に同じ効果が表れるとは限りません。

なぜなら、漢方は個人個人で体質改善するポイントが違うため、飲むべき最適な漢方が違うからです。

よりダイエット効果を得るためには、自分の体をよく知ること、どこを改善すれば体内から痩せやすい体になるかを考えて漢方を選べるといいですね。

管理栄養士 小野絵里香からのコメント

漢方によるダイエットは、即効性のあるものではありません。しかし、体質改善をすることで体の中から美しくなることはダイエットへのモチベーションアップにもつながりますし、痩せやすい体へと導いてくれます。

多くの漢方の中から自分の症状にあったものを正しく選択し、飲み続けることがダイエットの近道になると思います。

そして、漢方だけでなく毎日の食事のバランスも少しずつ気を付け、適度な運動をすることがキレイに痩せることへつながっていくと思います。

管理栄養士 小野絵里香

管理栄養士、栄養士、薬膳コーディネーターの資格を保有。 3年間委託給食会社にて、有料老人ホーム、保育園で献立作成やイベントの企画、調理、発注等の業務に従事。 現在は、フリーの管理栄養士として活動。仕事の依頼は、問い合わせページより、お問い合わせください。

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