
タンパク質が豊富?さけるチーズのダイエット効果の評価
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総合評価
ダメ
推奨
3
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金額
高い
安い
3
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手軽さ
面倒
手軽
5
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期間
長期
短期
3
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信頼性
危険
安全
3
ざっくり言うと
さけるチーズとは、名前の通り、さいて食べることのできる雪印メグミルクが販売しているチーズの商品名です。
チーズ=ダイエットと結びつかない方も多いと思いますが、さけるチーズは、カロリーや糖質が低く、栄養に欠かせないタンパク質は豊富のため、ダイエットにおすすめのチーズです。
さけるチーズには、肥満予防、快便効果、食べ過ぎ防止、イライラ解消の効果があります。また、味の種類が豊富なので、飽きることなく、楽しくダイエットを続けることができます。
さけるチーズとは、名前の通り、さいて食べることのできる雪印メグミルクが販売しているチーズの商品名です。
チーズ=ダイエットと結びつかない方も多いでしょうが、さけるチーズはダイエットにおすすめのチーズとなっています。
なぜなら、さけるチーズはカロリーや糖質は低いですが、タンパク質は多いためです。
それでは早速、さけるチーズのダイエットの効果やおすすめのレシピなどをみていきましょう。
見出し
さけるチーズがダイエット向きな理由
さけるチーズは、低カロリー・低糖質でダイエットに向いています。
それでは、より具体的に理由を説明いたしましょう。
低カロリー
さけるチーズは1本(25グラム)80キロカロリーです。
チーズが好きだけどダイエット中だから食べるのを我慢してストレスになっている方には朗報ですね。
しかし100gあたりに換算すると低カロリーのカッテージチーズは100キロカロリーですが、さけるチーズは320キロカロリーとグラムあたりで考えるとカロリーは低くはないです。
しかし、さけるチーズは1本ずつ分かれているので、食べ過ぎない限りはカロリーを摂りすぎることもなくダイエットに向いています。
低糖質
さけるチーズは糖質は1本あたり約0.2gと低いので、糖質制限中にも手軽に食べることができます。
糖質制限ダイエットをしている方ならご存知でしょうが、糖質量が多いと血糖値は上がりやすくなり、インスリンの分泌量が増えてしまいます。
インスリンが過剰に分泌されると、脂肪として蓄えられてしまい肥満の原因になります。
しかし、さけるチーズは糖質量が少なく低GI(グリセミック・インデックス)食品なのでインスリンの過剰な分泌を抑え、食後の血糖値の上昇を穏やかにする傾向があるのでダイエットに向いています。
豊富な種類
さけるチーズはプレーン味・スモーク味・とうがらし味・ローストガーリック味・バターしょうゆ味の5種類の味があります。
同じ味ばかりだと飽きてしまいますが、豊富な種類を楽しむことができるので継続してダイエットに取り組むことができます。
また、5種類すべて1本80キロカロリーなので安心して食べることができるのも、さけるチーズがダイエットに向いている理由です。
ダイエット中の方だと、特に気になるカロリーなどの栄養成分は、さけるチーズだと袋の裏側に1本当たりで示してあるので、ダイエット中の方でも安心してカロリーや糖質、脂質などを計算して食べることができるのもさけるチーズダイエットが人気な理由です。
さけるチーズのダイエット効果
それでは早速、さけるチーズのダイエット効果をみていきましょう。
肥満予防
さけるチーズには脂肪の代謝を促すビタミンB2が豊富に含まれています。
ビタミンB2は体内に摂り入れられた脂肪をすぐにエネルギーに変えて、体内に蓄積しないように肥満予防の働きをするるのでダイエットに効果があります。
また、ビタミンB2は皮膚や粘膜などの肌にも働き、肌のターンオーバーを正常にする効果があります。
ダイエットで、ついついお肌がボロボロになった経験のある方も多いでしょうが、さけるチーズに含まれているビタミンB2の働きにより、肌だけでなく髪の毛も綺麗にすることができ美肌・美白にも効果が期待できます。
快便効果
さけるチーズには乳酸菌が含まれいます。
乳酸菌は腸内で善玉菌を増やし腸内環境を整える働きがあります。
腸内環境が整うことで便秘も解消され快便効果が期待できます。
ダイエット中は、食べる量が少なくなるので便秘になりやすいですが、さけるチーズダイエットでは、しっかりと便を出すこともできるので、毎日身も心も軽くダイエットに励むことができます。
痩せ体質
食事制限など、無理なダイエットだと、体の中のタンパク質量が減ってしまう恐れがありますが、さけるチーズは1本あたり6.8グラムとタンパク質が豊富に含まれています。
タンパク質の量は、全5種類すべて同じ量なので、どの種類でもタンパク質を補うことができます。
タンパク質には筋肉を生成する働きがあり、ダイエット中はタンパク質の摂取が必要不可欠です。
なぜなら、タンパク質が不足し筋肉の量が減ると、基礎代謝量が減り、やせにくく、太りやすい体質になってしまうからです。
さけるチーズには、豊富なタンパク質が含まれているので、筋肉を作ることができて、代謝が向上するので効率的に脂肪を燃焼しやせ体質に繋がります。
また筋肉がつくことで、見た目もスレンダーな体質になり外見からも美しくダイエット効果を実感することができます。
食べ過ぎ防止
ナチュラルチーズなど、一般的なチーズ類と比べるとさけるチーズは、細く裂いて食べることができ、また、弾力のある硬めの触感のおかげで、たくさん噛みながら食べることができます。
少量ずつゆっくりと食べることで、満腹を感じやすくなり食べ過ぎを防ぐことができダイエットに効果があります。
イライラ解消
ダイエット中、イライラすることはありませんか?
さけるチーズには、1本当たり神経を鎮めイライラを抑える作用のあるカルシウムが143mgと豊富に含まれているので、穏やかな気持ちでダイエットに取り組むことができます。
またイライラすると暴飲暴食にも走りやすくなり、太る原因になるのでダイエット中はしっかりとカルシウムを摂りイライラを解消しましょう。
さけるチーズダイエットのやり方
さけるチーズは、コンビニやスーパーなどで簡単に手に入れることができるので、ダイエットを簡単に始めることができ、そして続けることができます。
それでは、さけるチーズダイエットのやり方をご紹介しましょう。
1食置き換える
定番の置き換えダイエットです。
さけるチーズは、2本で160キロカロリーとカロリーは食パン(6枚切)1枚程度しかないので、置き換えることでカロリーをセーブすることができます。
朝・昼・晩どれでも、自分の好きな食事を1食さけるチーズに置き換えるだけの簡単なダイエット方法ですが、さけるチーズは、タンパク質やカルシウムは豊富ですが、ビタミンや鉄分などのミネラルは不足しているので、あとの2食は栄養バランスの整った食事を摂るようにしてください。
おやつ
さけるチーズダイエットは、おやつに食べるのもおすすめです。
ダイエット中は、おやつはダメ!と厳しく制限しているとイライラしたり、逆に暴飲暴食になることはありませんか?
ダイエット中も、賢くおやつと付き合うことでダイエットを長続きさせることができます。
さけるチーズは、低カロリー・低糖質なのにタンパク質が豊富でおやつを食べてしまったという後悔を感じることもなく、しかもお腹が満たされやすいので満足感も得ることができます。
さけるチーズダイエットのレシピ
さけるチーズは置き換えダイエットやおやつとして食べてもダイエットに効果はありますが、調理に使ってもおいしく調理をすることができます。それでは、さけるチーズを使ったおいしいダイエットレシピを3つご紹介いたしましょう。
チーズチョレギサラダ
材料4人分
・さけるチーズ プレーン味 2本
・サニーレタス 1/2個
・塩 小さじ1/4
・ごま油 大さじ1
・いりごま 大さじ1
・のり 1/2枚
・糸とうがらし お好みで
作り方
1.さけるチーズは細くさき、仕上げ用に少し残しておく。のりはちぎっておく。
2.サニーレタスは水気をよくふき、食べやすい大きさにちぎり、ボウルに入れる。
3.2のサニーレタスに塩をふり、軽く混ぜてごま油を回しかける。
4.さけるチーズとごま、のりを加えてざっくりと混ぜる。
5.器に盛り、残しておいたさけるチーズをのせ、お好みで糸とうがらしを添えたら完成です。
包丁も使わずに手でちぎるだけで、簡単にできるさけるチーズを使ったチョレギサラダです。
さけるチーズのとうがらし味を使ってもおいしくできます。
切り干大根のチーズのり酢
材料4人分
・さけるチーズ プレーン味 2本
・切干大根 15g
・きゅうり 1本
・のり 1枚
☆砂糖 大さじ1
☆酢 大さじ2
☆だし汁 大さじ2
☆塩 少々
☆赤とうがらし(輪切り) 少々
作り方
1.切干大根はたっぷりの水でもどし、さっと茹で、水気をしぼって食べやすい長さに切る。
2.さけるチーズは細かくさき、半分の長さに切る。
3.きゅうりはせん切りして、塩少々(分量外)をふってしんなりさせ、しぼっておく。
4.のりは小さくちぎる。
5.☆の調味料を合わせ、1の切干大根を数分漬ける。その後、きゅうりとさいたチーズも一緒に混ぜ合わせる。
6.食べる直前にのりを加えてひと混ぜしたら完成です。
切干大根には、さけるチーズでは不足しがちな栄養素である食物繊維やカリウム、ナトリウムなどのミネラルもたっぷり含まれています。
さけるチーズでタンパク質やカルシウムを補給しつつ、不足している栄養素を切干大根で補って美しくダイエットに励みましょう。
にんじんチーズサラダ
材料4人分
・さけるチーズ プレーン 2本
・にんじん 1本
・にんにく 1片
☆酢 大さじ2
☆塩 少々
☆粒マスタード 大さじ1
☆こしょう 適量
☆パセリ(みじん切り) 大さじ1
☆サラダ油 大さじ2
作り方
1.ボウルに☆の材料を混ぜ合わせる。にんにくを半分に切ってつぶして加え、少し残しておく。
2.さけるチーズは細かくさく。にんじんはチーズと同じ位の長さのせん切りにする。
3.1の☆に入れたにんにくを取り出し、2を加えて混ぜ、器に盛りつけたら完成です。
にんじんの皮には、βーカロチンや食物繊維など栄養素が豊富に含まれています。
皮もきれいに洗って、皮ごとにんじんを食べるようにするとより多くの栄養素を摂ることができるので、おすすめです。
さけるチーズダイエットの注意点
簡単にできるさけるチーズダイエットですが、注意していただくことが3点あります。
1日2本まで
さけるチーズを食べる本数は、1日2本までとしてください。
さけるチーズは、低カロリー・低糖質だからといって、食べ過ぎてしまっては、ダイエット効果を得ることはできません。
本数をきっちりと守って、さけるチーズダイエットに取り組んでください。
塩分過多に注意
さけるチーズには、1本あたり0.49gの塩分が含まれています。
「日本人の食事摂取基準2015年版」によると、生活習慣病予防などを考慮した食塩摂取量の目標量は、成人男性は、1日8.0グラム未満、成人女性は、1日7.0グラム未満と示されています。
しかし、世界的にみれば、WHO(世界保険機関)が推奨している1日の塩分摂取量の目安は、1日5g未満と、日本が推奨している数値よりも、さらに厳しいものとなっています。
さけるチーズは、カロリーや糖質は少ないですが、2本食べると0.98gにもなります。
塩分は摂りすぎると、食欲が増えてしてしまったり、体にむくみを生じさせてしまったりするので、他の食事においては、塩分を控えめにするようにしましょう。
栄養バランスの摂れた食事
さけるチーズは、タンパク質やカルシウムは豊富ですが、食物繊維など不足している栄養素はたくさんあります。
食物繊維は、便秘を解消するだけでなく、糖質の吸収を緩やかにして血糖値を上げにくくするという働きもあり、ダイエットには欠かせない栄養素となっています。
きっちりと栄養バランスの整った食事を摂るように常日頃から心がけましょう。
最後に
さけるチーズは、食べるだけで簡単にできるダイエット方法です。
しかも、さけるチーズは味の種類も豊富なので、飽きることなく楽しく、ダイエットを続けることができます。
ぜひ5種類の味を試してみて、お好みのさけるチーズを見つけて、おいしくストレスフリーでダイエットに挑戦してみてください。
管理栄養士 原田靖子からのコメント
栄養バランスの整った食事をしても、塩分が多ければむくみや高血圧などの原因になります。そこで、簡単にできる減塩方法を2つご紹介します。
1つ目は、ダシを使う方法です。
料理のときに、塩を減らすだけではなく、昆布やかつおなどでしっかりとダシをとると、味もおいしくなり少ない塩ですむので減塩対策にもなります。
2つ目は、汁物は減らす方法です。
日本人の大好きなみそ汁ですが、みそ汁は1杯約1.5~2.2塩分が含まれています。みそ汁を作るときは、1日1杯までとし、味噌も減塩味噌を使うや、野菜をたくさんいれるなどすると塩分を控えめにすることができます。
野菜に含まれているカリウムは塩分のナトリウムを排出する働きがあります。いつものみそ汁に+αして野菜を増やすように心がけましょう。