
フルーツ甘酒のダイエット効果と口コミの評価
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総合評価
ダメ
推奨
4
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金額
高い
安い
3
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手軽さ
面倒
手軽
4
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期間
長期
短期
3
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信頼性
危険
安全
3
ざっくり言うと
フルーツ甘酒ダイエットとは、名前の通りフルーツの甘酒を飲むだけの簡単なダイエット方法です。
甘酒は、ダイエットに効果のある必須アミノ酸とビタミン群などが摂取できます。また、アルコールは含まれていないので、未成年の方や妊娠中の方でも安心してフルーツ甘酒ダイエットに取り組むことができます。
フルーツ甘酒ダイエットには、便秘解消効果、脂肪燃焼効果、免疫力向上効果、美肌効果、美髪効果、イライラ解消効果、睡眠効果、食べ過ぎ予防の効果があります。
甘酒には、ダイエット効果があるとご存知ですか?
甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養価が高く、体に良いですがクセのある味で苦手な方も多いでしょう。
そこで最近注目を浴びているのが、フルーツ甘酒です。
フルーツ甘酒は、ダイエットだけでなく美容にも効果があります。
今回はフルーツ甘酒のダイエット効果やおすすめのフルーツを使ったレシピをご紹介していきます。
見出し
フルーツ甘酒のダイエットとは
フルーツ甘酒ダイエットとは、名前の通りフルーツの甘酒を飲むだけの簡単なダイエット方法です。
甘酒はお酒が名前につきますが、名前の通りではなくアルコールは含まれていないので、未成年の方や妊娠中の方でも安心してフルーツ甘酒ダイエットに取り組むことができます。
甘酒には、ダイエットに効果のある必須アミノ酸と、ビタミン群などが含まれています。
必須アミノ酸の働き
甘酒の原料となる米の表面には、タンパク質が多く含まれており、麹菌が増殖するときに、タンパク質をアミノ酸に変えるため、甘酒にはアミノ酸が豊富に含まれています。
甘酒に含まれるアミノ酸は体内では合成できない必須アミノ酸で、甘酒には全種類(イソロイシン、スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、メチオニン、リジン、ロイシン)含まれています。
例えば、ロイシンやイソロイシンは、筋肉や肝臓に働きかけ、筋肉で代謝されてエネルギー源の強い味方になるだけでなく神経機能も促すなど、必須アミノ酸は、私たちの体を作り保つのに必要不可欠な栄養素です。
ビタミン群の働き
甘酒には、栄養素の代謝やエネルギーの産生を助けるビタミンB群が豊富に含まれています。
特にビタミンB2は、資質をエネルギーに変えて、細胞の新陳代謝を促進する働きがあり、皮膚や粘膜を保護して肌を活性化します。
また、ビタミンB6はアレルギー症状や発作を抑制する働きがあるので精神状態を安定にし、ビタミンB群であるビオチンはコラーゲンの生成を助け美肌作りを促進します。
甘酒には、他にもメラニンの生成を抑えるシミやくすみを防止するコウジ酸や腸内環境を整える食物繊維やオリゴ糖などが含まれており、海外から「ジャパニーズヨーグルト」と呼ばれている甘酒+果物のフルーツ甘酒ダイエットはダイエット効果だけでなく体の内側からもきれいにするダイエットであると伺えます。
それでは次に、ダイエット効果についてもみていきましょう。
フルーツ甘酒のダイエット効果
フルーツ甘酒のダイエットの8つの効果を説明します。
便秘解消効果
甘酒に含まれている食物繊維とオリゴ糖には、便秘解消効果があります。
食物繊維とオリゴ糖は腸内にある善玉菌を増やして腸内環境を整え、体の中の不要なものは排出する働きがあります。
また、オリゴ糖は善玉菌を増やす作用があるので、整腸効果も期待できます。
脂肪燃焼効果
甘酒には、代謝に関わる酵素であるリパーゼが含まれています。
リパーゼは脂肪を分解し、エネルギーに換えて皮下脂肪や内臓脂肪など脂肪燃焼効果を向上します。
免疫力向上効果
甘酒に含まれている食物繊維と、オリゴ糖効果で腸内の環境が良くなると免疫力も向上します。
免疫力が向上することで、ダイエット中でも体調を崩すことなく元気な状態でダイエットに励むことができます。
美肌効果
甘酒に含まれている豊富なビタミンB群は血行と代謝をアップさせ、老廃物を流す働きがあります。
また、ビオチンも含んでいるので肌荒れやシミなどにも効果があり美肌効果が期待できます。
最近、ドラッグストアなどでこうじ酸を配合した美白化粧水がよく売られていますが、酒粕には美肌成分のこうじ酸がたくさん含まれています。
こうじ酸は、シミの原因になっているメラニンの生成を抑え、シミやくすみ、そばかすを防ぐ働きがあります。
また、腸内環境が整うことで、不要なものは排出されるので老廃物が排出され美肌効果にもつながります。
腸内環境が改善されることで、栄養素の吸収もよくなるのでビタミン類の作用も高まりますので、ダブルで美肌効果が期待できます。
美髪効果
甘酒に含まれているビオチンは、肌荒れに効果があるだけでなく、髪の毛にも効果があり髪の健康を守ってくれます。
また、髪の毛を作るタンパク質の手助けもするので美髪効果が期待できます。
イライラ解消効果
甘酒には、神経を落ち着かせ、ストレスを和らげる効果のあるアミノ酸の一種のGABA(ギャバ)やパントテン酸が含まれています。
ダイエット中に多いイライラ解消効果があるので、ダイエットを長続きさせることができます。
睡眠効果
甘酒に含まれているGABAには、リラックス効果もあるので、寝る前に飲むことで良質な睡眠をとることができます。
睡眠中は、成長ホルモンが分泌されるので、肌や髪の生まれ変わりを促進します。
毎日良質な眠りをとることで、ダイエット効果だけでなく美肌・美髪効果にもつながります。
食べ過ぎ予防
甘酒に含まれているブドウ糖は血糖値を上昇させる効果があるので、少量でも空腹感を抑える働きがあります。
また、甘酒は食感がネバネバしているので満腹感も感じやすく食べ過ぎを防ぐことができます。
フルーツ甘酒ダイエットのやり方
フルーツ甘酒ダイエットのやり方について説明します。
摂取量
食前などに飲む場合はおちょこ1杯約30ml程度にして、1日に摂取する量はコップ1杯200mlまでにしましょう。
甘酒は、おちょこ1杯をちびちびとゆっくり飲むようにしてください。
一気に飲むと血糖値が急激に上がりインシュリンが分泌され、脂肪がたまりやすくなり太る原因になります。
ゆっくりとちびちび飲むと血糖値は緩やかに上昇するので、脂肪の蓄積が抑えられダイエットに効果が期待できます。
摂取時間
甘酒は一般的にどのタイミングで飲んでもダイエット効果は期待できます。
1日200mlを分けて飲むようにすると、ダイエット効果以外にも体によい効果が期待できます。
朝食
甘酒に含まれているブドウ糖はすぐに身体を動かすエネルギーの元となるので、朝に甘酒を飲むことで、その日1日のエネルギーが供給されます。
甘酒とフルーツに含まれるビタミンやアミノ酸によりエネルギー効率が向上し、基礎代謝が高まることで消費カロリーが増えて、結果ダイエットに効果がでます。
間食
甘酒には、脂質がほとんど含まれていないため、間食のカロリーや脂質を抑えることができ、ダイエットに効果がでます。
また、フルーツ甘酒のフルーツを変えるだけでいろいろな味の甘酒を楽しむことができるので飽きることなく続けることができます。
就寝前
就寝前に甘酒を飲むことで、甘酒に含まれている必須アミノ酸の働きで新陳代謝を促し、シミやそばかすを防ぎ美肌効果が期待できます。
また、ビタミンB群の効果により、1日溜まった疲労を回復することもできます。
さらに、甘酒に含まれているパントテン酸やGABAのストレス解消効果のある成分のおかげで、精神を落ち着かせ安眠することができます。
ビタミンB群が豊富な甘酒ですが、残念ながらビタミンAとビタミンCは含まれていません。
アンチエイジング効果のあるビタミンAや抗酸化作用が高く、美肌作りに欠かせないビタミンCを補うためにも甘酒だけを飲むのではなく、フルーツを加えたフルーツ甘酒を飲むようにしましょう。
フルーツ甘酒のダイエットのレシピ
フルーツ甘酒のおすすめのレシピを3つご紹介します。
イチゴ甘酒
材料(1人分)
・イチゴ 100g
・甘酒 100ml
作り方
1.イチゴはヘタを上にしてすりおろす。
2.器に甘酒を入れ、1のイチゴをゆっくり2層になるように注いだら出来上がりです。
イチゴは、甘酒に不足しているビタミンCを果実100g中に50~100mgと豊富に含んでいます。
ビタミンCには、シミを予防するだけでなく、シワを予防する働きや免疫力を向上する働きもあります。
また、イチゴには、腸内環境を整える水溶性食物繊維であるペクチンや、余分なナトリウムを排出するカリウムなども含まれており、メリハリのある魅力的なボディへと導いてくれる働きもあります。
バナナ甘酒
材料(1人前)
・バナナ 1/2本
・甘酒 25ml
・プレーンヨーグルト 75ml
・氷 適量
作り方
1.バナナは皮をむき、幅1cmの輪切りにする。
2.すべての材料をミキサーに入れて混ぜ、氷を入れたグラスに注いだら完成です。
バナナは、たっぷりの食物繊維とオリゴ糖で便秘改善効果に期待できます。
また、甘酒と同じく消化吸収効果も高く、満腹になりやすいので、甘酒とダブルのパワーでダイエット効果が期待できます。
バナナに含まれる糖質は、ブドウ糖・果糖・ショ糖などで1日のはじめのエネルギー補給に適しているので、朝一番に飲まれることをおすすめします。
りんご甘酒
材料(1人前)
・りんご 1/2個
・甘酒 200cc
作り方
1.りんごは皮をむいて一口大に切る。
2.りんごと甘酒をミキサーに入れて混ぜたら出来上がりです。
りんごに含まれるリンゴポリフェノールは、小腸の脂肪吸収を抑制するので、内臓脂肪の蓄積を防ぎダイエット効果に期待ができます。
また、りんごには、水溶性食物繊維のペクチンやナトリウムを排出し体内の水分バランスを整えるカリウムが豊富に含まれているので、腸内環境改善効果やむくみ解消効果が期待できます。
他にも便秘予防に効果的なペクチンとむくみ予防に効果のあるカリウムが豊富に含まれている桃や、1日に2個食べれば1日分のビタミンCが補給できるといわれているミカン、1個食べれば、1日分のビタミンCがすべて補給できるといわれているグレープフルーツもおすすめです。
いろいろな果物を試してみて、自分だけの特別フルーツ甘酒を作ってみてください。
フルーツ甘酒のダイエットの口コミ
フルーツ甘酒ダイエットを実際に挑戦している方々の口コミを3つみていきましょう。
甘酒飲んだらお通じが良くなったので
米麹ともち米で甘酒を作って
今日から甘酒ダイエット。#甘酒ダイエット https://t.co/16pNx9JVJ3— なつすけ (@na2suke1) 27 de enero de 2016
甘酒には、腸内環境を整える効果があります。
腸内環境が整うことで、毎日のお通じがよくなるとダイエットに効果も出ます。
疲れやばいから、飲む点滴の甘酒。とっても元気になるが、やっぱり苦手。これはまだ飲みやすい方やけどね。
お口直しにヨーグルト。パルテノはソースを自分でかける方が好きだやけど割高。#甘酒 #ヨーグルト #パルテノ pic.twitter.com/ryyMeSQ7vq— まりりん🐈💓 (@maririn_875) 1 de septiembre de 2018
甘酒は疲労回復効果もありますが、やはり甘酒だけを飲むのは苦手な方もいるみたいですが、フルーツ甘酒だとフルーツの甘みが甘酒のクセのあるネバネバさや味をまろやかにしてくれます。
ぜひ、甘酒が苦手な方にこそフルーツ甘酒ダイエットを試してみていただきたいです。
豆乳甘酒生活7日目ー。
朝ごはん以外は普通に食べてるけど痩せた٩(*´ ꒳ `*)۶
お腹周りのプニプニが減ったの嬉しい(*>`ω´<*)
甘酒好きじゃないけど頑張る~。
— うれい@next 0902 KIRITO 川崎 (@sakura_urei) 1 de febrero de 2017
個人差はありますが、7日目で効果がでてきた方もいるようです。
お腹周りも、快便効果やむくみも解消されてすっきりしてきてうれしいですね。
フルーツ甘酒のダイエットの注意点
甘酒は米麹から作られるものと、酒粕から作られるものとの2種類あり、栄養補給が目的な場合はどちらを選んでも良いのですが、今回のようにダイエットを目的として飲む場合は米麹から作られる甘酒を選ぶようにしてください。
なぜなら酒粕から作られる甘酒は、甘みを出すために砂糖が添加されているからです。
砂糖はカロリーがたくさん入っているだけでなく、便秘の原因になる悪玉菌のエサにもなります。
せっかくフルーツ甘酒ダイエットに励んでいても、甘酒の酒麹に含まれている砂糖で悪玉菌の増殖を促してしまえば、善玉菌は増加できず、腸内環境が悪化します。
また、果物にも果糖という砂糖は含まれています。
お菓子や砂糖そのものよりは低カロリーですが、果糖が含まれている分、甘酒本来からのカロリーは控えるためにも甘酒は米麹から作られているものを使用するようにしてください。
米麹で作られたものも糖分は含まれていますが、酒粕の甘酒のように別で砂糖を加えるわけではないので、100mlあたり81kcalと低カロリーです。
また、米麹は悪玉菌の増殖を促す働きもないので、ダイエットに効果のある善玉菌は増殖することができます。
最後に
フルーツ甘酒は米麹から作られた甘酒とお好きな果物を混ぜるだけでできる簡単なダイエット方法です。
ダイエットに効果があるだけでなく、女性なら特にうれしい美肌や美髪効果があるのもうれしいですね。
ぜひ、お好みのフルーツでおいしく楽しくフルーツダイエットに挑戦してみてください。
しかし、おいしいからと言ってくれぐれもフルーツ甘酒の飲みすぎにはご注意ください。
管理栄養士 原田靖子からのコメント
フルーツ甘酒はいろいろな味を楽しめて飽きにくいですが、どうしても同じスムージ状態になってしまい、飽きてくる可能性があります。そこでおすすめなのが、ココナッツオイルと甘酒を混ぜて凍らせた<b>ココナッツオイル甘酒アイス</b>です。
凍っているのでアイス感覚で楽しむことができるので、スムージに飽きてきても変化を楽しむことができるのでダイエットを継続することができます。
また、ココナッツオイルはモデルのミランダカーも愛用しているほど美容効果の高いオイルで、脂肪燃焼を促す効果がありダイエットにも効果があります。また、ココナッツオイルには中性脂肪やコレステロールを減少させる効果や腸内環境を改善して、免疫力も向上する働きもあり、甘酒との相乗効果が期待できます。