
和食ダイエットの評価
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総合評価
ダメ
推奨
3
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金額
高い
安い
4
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手軽さ
面倒
手軽
3
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期間
長期
短期
2
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信頼性
危険
安全
2
ざっくり言うと
和食ダイエットとは、一汁三菜を基本とした和食を一日三食しっかりと食べて、汁物→副菜→主菜→主食の順に食べるダイエット方法にです。
バランスの取れた和食をバランスのよい順番で食べることで、体にまんべんなく栄養がいき渡り満腹感を感じらたり、和食によく使われている大豆から疲労回復効果が得られます。
和食は基本的にはヘルシーですが、塩分が高くなってしまう恐れがあるため、カリウムを多く含む食材を一緒に摂るようにしたり塩分を控えることを心がけましょう。
和食のダイエット効果についてご紹介します。
ダイエット中に最適な食事として挙げられるのが和食です。
最近ではユネスコ無形文化遺産にも認定され、健康的でおいしい理想の食事として世界中から注目をあつめていますよね。和食を毎日の食事に取り入れることで無理なくダイエットを続けていけます。
リバウンド防止にも最適だといえますが、「和食でダイエットって言ってもどんなメニューを作ればいいのかよくわからない・・・。」と思われている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ダイエット中にお勧めのおいしい和食レシピやその効果、注意点などについて詳しくご紹介していきたいと思います!これをみれば、もうダイエット中の献立に困ることはありませんね。
ぜひ、みなさんも明日から試してみてはいかがでしょうか?効果絶大の献立で和食美人に変身しましょう♪
見出し
和食ダイエットとは?
和食ダイエットはもちろん、一汁三菜を基本としています。例としては、ごはん(主食) 味噌汁(一汁) 焼き魚(主菜) おひたし(副菜) つけもの(副菜)といったところでしょうか。
典型的な日本の食卓ですね。この献立を見てみると、炭水化物やたんぱく質などもバランスよくとられていることが分かります。日本人の食に対する気持ちがよく表れている献立だと思うとなんだかうれしい気持ちになりますね。
しかし、明治時代から日本にも洋食が取り入れられるようになり現在では、このような食事をすることがめっきり減ってしまった、というのが今の私たちの現状です。だからこそ、もう一度日本人の心である和食に戻って食生活をあらためてみましょう。
和食ダイエットのポイントは一日三食しっかり食べることと、食べる順番です。
一日三食食べることの重要性
どんなに健康にいい和食でも、間違ったことをしてしまうと効果が薄くなってしまいます。そのためには一日三食食べることが基本中の基本です。
朝はおなかがすいていないから食べなかったり、昼はちょっとしたお菓子だけで済ますというダイエットをしているかたを見たことがありますが、それは全く逆効果になってしまいます。
しっかり食事をとらないと、私たちの体は軽い飢餓状態に陥ってしまい、逆にエネルギーをため込みやすい体になってしまいます。ダイエットをしているつもりでもただ単に太りやすい体を作っていくことになりますから絶対に避けてくださいね。
食べる順番のポイントは?
食べる順番に関しては、和食だけに限らずいろいろなダイエットでも紹介されていますよね。
しかし、和食の場合は基本的には同じですが少し違います。一般的に和食は汁物、副菜、副菜、主菜、ごはんの順で食べるといいと言われています。どうしてこの順番がいいのかというと、バランスよく栄養が取れることで、食べ過ぎの防止につながるからです。
和食ダイエットは、普通に食事をしているだけで自然に効果が出てくるものです。今まであまりダイエットが続かなかったという方や飽きっぽい方にも、和食を習慣化するとすぐに効果が表れてきますよ。
ダイエット効果
健康的でダイエットにも効果があるといわれている和食ですが、その効果はどのようなものなのでしょうか?実は、和食にはさまざまな効果があります。
その中でも今回は、主な和食の効果3つを紹介していきます。一つ目は、少ない量で満腹感が得られるということ。二つ目はコレステロールを下げるということ。三つ目に疲労回復です。
満腹が得られる
一つ目の効果は、初めに紹介した食べる順番にもかかわってきます。和食というバランスの取れた食事をバランスの取れた順番で食べることで、少ない量でも体にまんべんなく栄養がいきわたり、満腹感を感じることができます。
また、血糖値の急激な上昇を抑えることもできるため、病気予防の面からも健康的な食事のとり方になります。
コレステロールが下がる
二つ目の効果はコレステロールを下げるということです。和食は野菜や豆腐などへルシーな食材をたくさん使っているため、コレステロールは上がりにくいです。
また、和食の定番ともいえる魚にはコレステロールを下げる成分が含まれているため、コレステロールが原因で起こる心臓病や、脳梗塞を防ぐことにもつながっていきます。
疲労回復効果
三つ目に疲労回復です。和食には大豆製品がよくつかわれていますよね。大豆には昔から疲労回復の効果があることで知られてきました。
そんな大豆をふんだんに使った和食にも疲労回復効果があるんですね。和食には、ダイエットだけでなく、健康にも直結する効果が多く含まれていますので毎日の食事に和食を取り入れて損はないかと思います。
むしろ一石二鳥にもとどまりませんよね。
和食ダイエットのレシピや献立
今までさんざん和食ダイエットやその効果について語ってきましたが、実際に作って試してみたいですよね。ここでは、和食ダイエットのレシピや献立をご紹介していきますね。
豆苗と卵のスープ
少々手間がかかるように見えますが、慣れてしまえばあっという間にできてしまいます。豆苗は自分で育てることができるので、家庭菜園を楽しむこともできますよ。
材料
・豆苗 1束
・卵 1個
・水 3カップ
・鳥ガラスープの素 大さじ1
・塩 故障 少々
・水溶き片栗粉 水と片栗粉大さじ1ずつ
・ゴマ油 大さじ1
・白ゴマ お好みで
作り方
- 豆苗を処理し、水で洗います。卵は割りほぐし水溶き片栗粉を作ります。
- 鍋に水を入れて沸騰させ、鶏がらスープの素、塩 胡椒を入れて弱火にします。
- フライパンを熱し、ゴマブラを適量入れたら、豆苗を強火で炒めます。
- ココでのポイントは、豆苗を痛めすぎないこと!そうすればシャキシャキ食感のおいしい歯ごたえが生まれますよ。
- 炒めた豆苗と先ほど用意した水溶き片栗粉を鍋に入れてよく混ぜます。そのあとに火を中火にし、といた卵を回し入れます。
- 卵が少し固まってきたら軽くかき混ぜて、火を止めます。
- お椀に入れて、白ゴマを振りかければ出来上がりです!
小学生でも作れる簡単お浸し
おかずがあと一品足りない・・・というときにもってこいの簡単お浸しです。これで、カリウムも同時にとれるため、少し物足りないように感じても、しっかり栄養は取っていることになります。
和食ならではの一品ですね。ぜひ試してみてください。
材料
・ほうれん草 2株
・梅干し 1つ
・かつおパック 1袋
・のり 1枚
・醤油 小さじ1杯
作り方
- まず、ほうれん草を一口サイズに切ります。
- ほうれん草が死なれるまでお湯に浸します。
- お湯を冷水にかえ、さまします。
- 水をよく切り、用意しておいたカツオパックと砕いた梅干しと、醤油を加えれば完成です!
ニンジンのおかか煮
これならどんな不器用さんでも和食料理が作れます。この料理は作り置きにもとても適しているので、一気に作ってしまうのもありですね。
作り置きの検索ワードでトップ10入りも果たした大人気のレシピです。皆さんも、ぜひためしてみてくださいね。
材料
人参 1/2本(50g)
☆醤油 小さじ1(4g)
☆みりん 小さじ1(4g)
☆水 大さじ2~4(30〜60ml)
かつおぶし 大さじ2(5g)
作り方
☆を混ぜ合わせておく。ニンジンを乱切りにしておく。ニンジンを乱切りにしたお皿の中に☆を入れ、軽くまぜ、ラップをして、500wで3分温める。ニンジンが柔らかくなったら、鰹節を混ぜて完成です。
和食のダイエットの注意点
さてみなさん、今までさんざん和食ダイエットをお勧めしてきましたが、このダイエット法にも注意点があることをご存じでしたでしょうか。どんなに効果があるダイエットといっても、やはり、気を付けるべきポイントはあるものです。ここでは、和食ダイエットを行う際に気を付けたほうがよいことをご紹介していきますね。
和食は、基本的にヘルシーな食事と言われていますが、実は塩分がとても高い料理が多いです。昔から日本の塩分摂取量はほかの国に比べても高いといわれてきました。
それは、日本人の和食という食生活にあったのかもしれませんね。塩分、つまりナトリウムを摂取しすぎると高血圧を招くことになり、結果的にはがんなどの重い病につながっていきます。確かに考えてみると、塩や醤油、味噌などの、しおっけのあるレシピが多いですよね。
では、塩分をとりすぎないようにするためにはどうすればよいのでしょうか?それは、カリウムの多い和食を食べるということです。カリウムは体内の浸透圧調整を行っており、体内の過剰な塩分を取り除いてくれるなどの効果があります。
そのため、塩分を少しとりすぎてしまってもカリウムがそれを助けてくれるのです。カリウムが多く含まれている食材としては、納豆、ホウレンソウ、ヒジキ、アボカド、煮干し・・・などがあります。
また、カリウムは体全体のむくみも抑えてくれるので、日ごろから摂取したほうがいい成分だといえます。これを和食献立の一つに加えてみることで、塩分の過剰摂取が軽減されるのではないでしょうか?しかし、カリウムに頼りすぎずに、根本的に献立の塩分量を減らしていくことも大事です。このことに注意して、和食ダイエットを行えば、さらなる効果アップも期待できますね。
最後に
いかがでしたか?今回は和食ダイエットの効果、注意すべき点、献立などについてご紹介していきました。
和食ダイエットは正しく行えば効果抜群の素晴らしいダイエット方法です。和食は世界でも注目されている健康的なものです。よく、海外に留学に行ったら太ってしまい、日本に戻ってきたらあっという間に痩せていくという方がいますよね。
これも日本の食事である和食が自然にダイエットとしての効果を生み出しているといえます。
和食は、一度食生活として取り入れると、ダイエットも成功しリバウンドすることもありません。ダイエットが終わった後も健康維持のための食事方法としてずっと使っていけます。
ダイエットをもちろんですが、それだけではなく、家族の健康のためにも和食をはじめてみてはいかがでしょうか?和食ダイエットでみんなでキレイを目指しましょう♪
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管理栄養士 片村優美からのコメント
和食が体に良いのは言うまでもありません。
糖質、たんぱく質、脂質のバランスが整っており、不足しやすいビタミンやミネラル、食物繊維も摂りやすい食事です。
糖質や脂質は摂り過ぎると肥満の原因となりやすく、そこから色々な病気に繋がってしまいます。
和食の場合は炒めたり揚げたりと油を使った料理よりも、煮たり蒸したりという調理法が多いので、基本的には脂質が少なめで安心です。
和食といっても、麺類や丼料理は糖質に偏りやすいので、できれば定食形式の食事を意識して続けていきましょう。
品数や食材の数が多ければ多いほど、栄養素の幅が広がりバランスが良くなります。
ただし、和食の問題点である塩分については十分に気をつけてください。
むくみの原因にもなりますし、高血圧のリスクを高めてしまいます。
素材の持っている味を活かしながら、料理の腕も上げていきたいですね!