
桑の葉ダイエットの評価
-
総合評価
ダメ
推奨
2
-
金額
高い
安い
2
-
手軽さ
面倒
手軽
4
-
期間
長期
短期
2
-
信頼性
危険
安全
2
ざっくり言うと
桑の葉ダイエットとは、桑の葉のお茶、もしくはサプリメントや桑の葉青汁を使ってダイエットをする方法です。
桑の葉には、食後に血糖値の上昇を抑えることで太りにくくする効果、便秘解消があります。
口コミでも概ね評価が高いダイエット方法ですが、糖尿病の薬を服用中の方は低血糖になる可能性があるため、注意が必要です。
この記事では、桑の葉ダイエットの具体的な方法、得られる効果や効能、副作用についてご紹介しています。
「桑の葉入りの青汁」や桑の葉茶ダイエットに使われる「桑の葉茶」、「桑の葉ゴールド」といったサプリメントなどの商品の口コミから、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
「甘いものがやめられないけどダイエットしたい」
「外食が多くてカロリー制限をするのが難しい」
そんな皆さんに、ぜひ試していただきたいのが「桑の葉ダイエット」です。
見出し
桑の葉とは?
そもそも「桑の葉」とは何でしょうか。
桑の葉は、養蚕業(ようさんぎょう)を中心に、蚕(かいこ)のエサとして古くから使われてきた植物です。桑の葉は、昔からお茶として飲む習慣もあり、青汁の原材料、ハーブティーやジャムの素材、果実酒など、さまざまな用途として使用されてきました。
また、葉っぱだけなく、枝や根の皮、桑の実などが漢方薬として古くから利用される万能な植物なのです。根の部分については、生薬や漢方薬、医薬品といったものにも配合されています。
桑の葉ダイエットとは?(やり方・方法)
それでは、万能な桑の葉を使ってダイエットをどのように行えばよいのでしょうか?
桑の葉ダイエットのやり方は、主に3種類あります。
生活スタイルや好みに合わせて自分に合った方法で行いましょう。
1.桑の葉をお茶として摂取する方法
桑の葉ダイエットの基本的なやり方は、桑の葉をお茶として摂取する方法です。
桑の葉茶はドラッグストアなどで手軽に購入することができます。
作り方はお茶を入れるときと同じ要領で、沸騰しているお湯に茶葉を入れ2~3分蒸らします。
できあがった桑の葉茶を冷蔵庫で冷やして飲むのもおすすめです。
また、匂いや味が気になってしまう方は他のお茶とブレンドして飲んでみるのもいいですね。
桑の葉茶を摂取する場合、カフェインを含むものもあるので妊娠中の方は医師に相談してから始めましょう。
2.桑の葉入りの青汁を摂取する方法
次に紹介するやり方は、桑の葉入りの青汁を摂取する方法です。
青汁は粉末を水やお湯で溶かすだけなので、手間がかからず簡単に取り組めます。
牛乳に溶かしたり、氷を加えてシェイカーを使ってシェイクすると風味も加わり飽きずに取り組めます。
多くの青汁は保存料が含まれていないので作り置きは避けましょう。
3.桑の葉のサプリメントを摂取する方法
最後に紹介するやり方は、桑の葉をサプリメントから摂取する方法です。
桑の葉のサプリメントは、ネットでも手軽に購入することができます。
特に商品としては『桑の葉ダイエットゴールド』が有名ですね。
サプリメントは、外出する際も携帯することができるので便利でおすすめです。
桑の葉ダイエットの注意点
桑の葉ダイエットを行うにあたって最も効果を期待する摂り方としては、食前15分から食事中の間に摂取することです。
食後になってしまうと、その効果が発揮できなくなってしまいます。
食事の15分前から食事中の間に摂取することで、血糖値をコントロール効果が期待されます。
血糖値をコントロールすることで、適切な量がエネルギーに変換されるのです。
桑の葉ダイエットの効果・効能
桑の葉ダイエットの方法は理解していただけましたでしょうか?
ここでは、気になる効果・効能について紹介していきます。
桑の葉には特有成分DNJがたっぷり
桑の葉がダイエット効果を発揮する理由としては、桑の葉に含まれる特有成分DNJ(デオキシノジリマイシン)のおかげなのです。
桑の葉に含まれる特有成分DNJは、桑の葉以外の植物にもわずかに含まれたりしますが、豊富に含まれているのは桑の葉だけです。
DNJには血糖値の急激な上昇を抑え、血糖値を抑える効果があります。
そもそも血糖値とはどんなものなんでしょうか?
血糖値とは
血糖値とは、一般的には血液中のブドウ糖のことをいいます。
ブドウ糖はこれ以上消化酵素によって分解できない単糖という物質です。
そしてこのブドウ糖の最大の利用目的は、エネルギー源として利用することです。
血糖値の基準値は、空腹時が70~109mg/dl、食後2時間後の血糖値は140mg/dl未満です。
血糖値が上昇する仕組み
様々な食品に炭水化物やブドウ糖が含まれているため、食事をすると血糖値は上昇します。
また、空腹の時間が長くなると、体が飢餓状態となります。
体が飢餓状態で食事がされると、早く体に栄養をとりこもうとして血糖値が急上昇してしまいます。
血糖値コントロール
通常、摂取した糖質は消化酵素によってブドウ糖といったような最小の単位である単糖まで分解されて小腸から吸収されます。
しかし、桑の葉に含まれるDNJを摂取していると最小の単位である単糖への分解が阻害されます。
その結果、小腸で吸収されず、食後の血糖値も急激な上昇を抑え血糖値をコントロールすることができます。
しかし、血糖値のコントロールには食事療法も欠かせません。
食べ過ぎている生活習慣を改める食事療法を行うことで、摂取カロリーが正常になり、血糖値の望ましいコントロールが可能になります。
桑の葉に頼るだけでは不十分なのです。
「健康食品」の素材情報データベース
血糖値コントロールの重要性
血糖値の急激な上昇を抑えられるのは、インスリンという膵臓から分泌されるホルモンの働きがあるからです。
血糖が全身の臓器に届くと、インスリンの働きによって臓器へ血糖を取り込み、エネルギー源として利用することができるのです。
しかし、インスリンには余ったエネルギーを溜め込む働きもあります。
インスリンが分泌されると、予備のエネルギー源として、すぐに使用できるエネルギーが筋肉に一部蓄えられます。
ですが、蓄えられる予備のエネルギーには限度があり、余った分は脂肪として蓄えられて肥満の原因となってしまうのです。
そのため、インスリンが多く分泌されればされるほど、体に余分なエネルギーが蓄積していきます。
血糖値の急上昇が続くことで、体が間違った反応を覚え、体脂肪がつきやすい体になってしまうので、血糖値が急上昇しないような対策をとることが普段の生活に必要なのです。
便秘解消効果
桑の葉に含まれている食物繊維やビタミンのおかげで、便秘解消効果も期待できます。
小腸で吸収されなかった糖質は大腸に運ばれ、大腸内に存在する細菌によって分解されます。
その際に、炭酸ガスや水素ガスの発生・乳酸等の有機酸が発生することで大腸が刺激され、便通が改善され便秘が解消されます。
便秘が解消することで、腸内もキレイになりますね。
副作用はあるの?
現在、国の指針としては1日当たりの摂取量の上限値は定められておらず、重篤な副作用や健康被害があったという報告はされていないために副作用はほぼないと言って間違いないでしょう。
桑の葉を服用していると、お腹の張りや不快感、おならの回数が増えることがあります。
これらの症状は、食物繊維の働きによって起こる整腸作用の効果ですので心配は入りません。
また、食物繊維の働きが過剰になると、お腹が緩くなることもあります。
糖尿病の薬を服用中の場合
糖尿病の薬を服用中の方は注意が必要です。
桑の葉茶には血糖値を調整し安定させる効果もあるので、血糖値を下げる効果のある薬を処方されている場合、双方の効果が相まって血糖値を下げてしまう恐れがあります。
必ず医師に相談してから摂取するようにしましょう。
低血糖の心配は?
桑の葉には、血糖値の急上昇を抑える効果もあるので低血糖を心配する方もいるでしょう。
2008年に公開された研究コンソーシアムの実験結果によると「一カ月以上の桑の葉連続摂取でも低血糖を起こさない」とヒト対象試験で明らかにしたため、低血糖に陥る恐れはないと言えるでしょう。
どんなものにも言えることですが、摂りすぎは下痢を引き起こしたりすることもあるので、焦らず、商品の販売元が推奨している用量を守って行いましょう。
また、アレルギーが全くないかというとそうではないため、摂り始めは十分注意して下さい。
口コミや体験談
それでは、実際に桑の葉ダイエットを行った方々の口コミや体験談をみていきましょう。
まずは、成功した口コミです。
桑の葉茶飲み始めて2日で1㎏痩せた血糖値が安定してるのかしら、飲み過ぎに注意して続けてみよう。いつか目標体重になるはずw
— おーすみはるか (@kugimiyarie1) 2017年6月16日
買ってよかったなと最近凄く思うものᕦ(ò_óˇ)ᕤ!
ファイテンの桑葉青汁発芽玄米プラス!
妊娠糖尿病発覚してから毎日1リットル弱は飲んでるけど、これのおかげかあんまり悪化しなくて!インスリンも打たないですんでるしかも飲み始めてから体重増えてないw今が一番増えどきなのにね! pic.twitter.com/KX9E0okAjK— ゆい (@urandepinasso) 2017年7月18日
今年頑張ったこと。
・毎日、はや歩き1万歩
・お茶を、麦茶から桑の葉茶へ
4ヶ月で10kg減、少し高めだった血糖値が正常化。
何をしても痩せなかった40過ぎのオバサンの体質が変化した。
最初はメチャクチャしんどかった。
でも頑張る、夫と約束した「2人で楽しい老後」の為。
ダイエット継続!!— いーすとぐっど (@0BMobYuDu1u6B6Y) 2017年12月30日
こちらの口コミは、ダイエット効果だけでなく血糖値を安定させる効果も実感できていますね。
また、効果を感じられた方の中には、桑の葉ダイエットに加えて食事にも気を使っている方もいるようです。
桑の葉を摂取しているからといって、食べ過ぎてしまったら逆効果になってしまうので適切な食事量を心がけましょう。
次に、味や匂いに関する口コミをみてみましょう。
桑の葉茶、草っぽいけど油っぽいものや甘いもの、こってりしたものを食べた後に飲むとおいしい(*´∀`)
— あまっちゅ〜 (@pu_amamin) 2017年12月7日
桑の葉の青汁を最近毎日飲んでる( ^∀^)美味しいんよね。
— ぶんぶんさん@なに食べよっかな (@ponponsa3) 2018年1月18日
温かい桑の葉の青汁にイヌリンと豆乳を入れて。ほんのり甘くて美味しい。そして、こんな夜中に飲んでも罪悪感ゼロ。
— 時子 (@swanlake1016) 2017年12月7日
口コミによると、桑の葉自体は味が草っぽく、苦手な方もいますね。
そのままでは味が合わない方は、牛乳や豆乳で割って甘くして飲んでいるようです。
また、慣れてくると気にならないという意見も多くみられました。
桑の葉で健康に痩せる
桑の葉ダイエットを初めて知った方もいらっしゃると思います。
口コミでも言われておりますが、自分なりのおいしい食べ方を発見するとおいしく健康に痩せることができます。
また、桑の葉に含まれている特有成分DNJのおかげで、ダイエットだけでなく多くの効果が期待できそうですよね。
日常生活に気軽に取り入れることができるので、ダイエット目的のみならず便秘や血糖値が気になる方もぜひ試してみてください。
栄養士栄養教諭 竹渕真実子からのコメント
桑の葉ダイエットは、桑の葉茶や桑の葉を配合する青汁・サプリメントを食事の15分前~食事中に摂取するダイエットです。
桑の含有成分である「デオキシノジリマイシン」による血糖値の急激な上昇を抑える効果や、代謝機能をサポートしてくれる整腸作用に期待するものです。ダイエット中でも間食をしてしまう人や、お腹の調子を整えたい人に適したダイエット方法と考えられます。
しかし、国立健康・栄養研究所によると「俗に、「血糖値の上昇を抑える」「コレステロールを下げる」などと言われているが、ヒトでの有効性については信頼できるデータが見当たりません。安全性については、アレルギーを誘発する可能性があるとされている。」としています。さらに、「妊娠中および授乳中のサプリメント使用の安全性については十分な情報がないため、避けるべきである。」とも言及しています。
桑の葉茶の効果を過信することなく、適度に、楽しみながら取り入れてくださいね!